八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は、カラフルなアミュレット「くくり猿」で有名で、特に女性やカップルには、人気のフォトスポットとして賑わっています。なんと、私が訪れたときには、ここで結婚式の記念撮影をされている方もいらっしゃいました。
今回は、そんな八坂庚申堂の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から八坂庚申堂へのアクセス
京都駅から八坂庚申堂へ行くには、バスを利用するのが便利です。
バスターミナルは、京都駅の中央口を出たすぐの場所にあります。
D2と書かれた標識が目印です。
京都駅からは、約15〜20分で到着します。
八坂庚申堂の見どころ
八坂庚申堂は、中国の信仰と日本の信仰が融合した日本独自の「庚申信仰(こうしんしんこう)」を日本で初めて始めたお寺です。大阪の四天王寺(してんのうじ)や東京の浅草寺(せんそうじ)と並ぶ「日本三庚申(にほんさんこうしん)」のひとつとしても知られています。
朱色の鮮やかな門をくぐると、カラフルな丸いものがぶら下がっている光景が広がり、他のお寺では見られないユニークな景色が楽しめます。
ここでは、願い事を叶える秘訣は、自らの欲望を1つ我慢することだと言われています。そのためのアミュレットが、カラフルな布地で作られた「くくり猿」です。猿は人間の欲望の象徴とされ、「くくり猿」の形は、猿が手足をくくられて動けない姿を表しており、欲望を抑えるという意味が込められています。
一見お手玉のように見える「くくり猿」には、すべて願い事が書かれています。叶えたい願いをペンで書き込み、それを吊るすときには、自らの欲望を1つ我慢することを決めると良いかもしれません。私も「くくり猿」を吊るしてきましたが、自ら抑えようと決めた欲望は「食欲」です(笑)。
京都の古い建物が多い中で、こんなにカラフルで華やかな場所は貴重なスポットです。
八坂庚申堂の基本情報
近くには、清水寺、二寧坂、八坂神社、建仁寺などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。