下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、上賀茂神社(かもがもじんじゃ)とともに京都で最も古い神社のひとつと言われています。境内には、自然豊かな癒やしのスポット「糺(ただす)の森」が広がっており、京都でも有数のパワースポットとして人気があります。また、建物や鳥居が朱色(しゅいろ)で、色鮮やかな景色が目の前に広がります。
今回は、そんな下鴨神社の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から下鴨神社へのアクセス
京都駅から下鴨神社へ行くには、バスを利用するのが便利です。
バスターミナルは、京都駅の中央口を出たすぐの場所にあります。
A2と書かれた標識が目印です。
京都駅からは、約35分で到着します。下鴨神社は、バス停の目の前にあります。
下鴨神社の見どころ
糺の森と呼ばれる下鴨神社の参道は、縄文時代から存在すると言われる貴重なブナの原生林(げんせいりん)が生い茂り、天然記念物に指定されています。昔は約495万平方メートル(東京ドーム約105個分)の広さを誇っていたそうですが、現在も約12万4000平方メートル(東京ドーム約2.6個分)の広さを持っています。街中で自然を楽しめる場所として、地元の人々のリラックスできる場所にもなっており、本殿までの散策は、ゆっくりとパワースポットを味わえる時間でした。
神社の入り口には、朱色の美しい大きな「楼門(ろうもん)」が見えてきます。高さ13メートルの立派な楼門は下鴨神社を代表する建物で、重要文化財に指定されています。
本殿の東にある御手洗社(みたらしのやしろ)では、特別なおみくじ「水みくじ」を引くことができます。紙を水に浸す形式のおみくじで、他の神社ではあまり見られない珍しい体験ができます。
水に浮かべて時間が経つと、おみくじの結果が浮かび上がります。結果だけでなく、待つ時間も楽しめる素敵なおみくじでした。結果は「大吉」。嬉しかったです。
下鴨神社の隠れた見どころとして、たった1本ですが、多くの参拝者を魅了する「光琳の梅(こうりんのうめ)」があります。下鴨神社は、梅の名所とされています。花びらは鮮やかな赤色で、華やかでとても美しかったです。梅の見頃は2月中旬から3月上旬です。