京都に来たら外せない観光スポットの一つが「哲学の道(てつがくのみち)」です。この道は、銀閣寺から南禅寺(なんぜんじ)まで約2km続く静かな散歩道(さんぽみち)で、桜や紅葉の季節には美しい景色が広がります。
今回は、そんな哲学の道の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から哲学の道へのアクセス
京都駅から哲学の道へ行くには、バスを利用するのが便利です。
バスターミナルは、京都駅の中央口を出たすぐの場所にあります。
A2と書かれた標識が目印です。
京都駅からは、約35分で到着します。
上の写真が、哲学の道の入り口です。
哲学の道の見どころ
哲学の道は、特に桜の名所として有名で、春になると道沿いに満開の桜が咲き誇り、まるで桜のトンネルを歩いているような気分になります。私が訪れた日も、満開の桜が広がり、その美しさに感動しました。
「哲学の道」はもともと、1890年に琵琶湖から水を引くための運河が完成した際に管理用道路として設けられたものでした。当時、この周辺には多くの文人が住んでいたため、「文人の道(ぶんじんのみち)」とも呼ばれていたそうです。名前が「哲学の道」に変わったのは、20世紀初頭に京都大学教授で哲学者の西田幾多郎(にしだきたろう)先生が、毎朝この道を歩きながら考え事をしていたことが由来で、1972年に正式に名付けられたそうです。
川沿いに咲く桜と流れる水の景色が見事に調和していて、のんびりと周囲を眺めながら歩く時間はリラックスできました。
なお、歩道と川の間には柵がなく、景色は素晴らしいものの、水面までの段差があるため、特に小さなお子様連れの場合は注意が必要です。
桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬です。散策途中にはカフェやお土産店もあり、休憩やショッピングも楽しめます。桜や紅葉の時期は特に混雑しますが、早朝や平日を狙えば、比較的ゆっくり楽しむことができます。
哲学の道の基本情報
近くには、銀閣寺、南禅寺などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。