清水寺(きよみずでら)は京都のシンボル的な観光スポットで、8世紀に建てられ、その後17世紀に再建されました。世界遺産にも登録されていて、「清水の舞台(きよみずのぶたい)」として知られる大きな舞台がとても有名です。ここから眺める京都の景色は、本当に素晴らしいですよ。
今回は、そんな清水寺の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から清水寺へのアクセス
京都駅から清水寺へ行くには、バスを利用するのが便利です。
バスターミナルは、京都駅の中央口を出たすぐの場所にあります。
D2と書かれた標識が目印です。
京都駅からは、約10〜15分で到着します。
途中の坂には京都の古い街並みが残っています。上の写真の少し遠くに見える三重の塔のあたりが清水寺です。五条坂バス停から行く人が多いので、迷うことなく行けると思います。
清水寺の見どころ
まず、仁王門(におうもん)という朱色(しゅいろ)の大きな門が出迎えてくれます。この門には、京都最大級の仁王像(におうぞう)が左右に配置されています。
少し進むと、日本最大級の三重の塔が見えてきます。高さは31メートルもあり、見上げると圧倒されるほどです。
さらに歩くと、有名な「清水の舞台」が姿を現します。この舞台は高さが4階建てのビルほどもあり、168本の木柱で支えられています。しかも、釘を一切使わない特殊な建築様式なんです!私は後でこの事実を知って、本当に驚きました。
ちなみに、舞台の写真を撮るなら、実は舞台の上からよりも、少し進んだ「奥の院(おくのいん)」から撮影するのがおすすめです。ここからだと、舞台の全体像が綺麗に収まります。
そして、さらに奥に進むと、清水の舞台と京都の街並みが一望できます。
私が訪れたときは、ちょうど紅葉が鮮やかで、素晴らしい景色が広がっていました。
その後は、音羽の滝(おとわのたき)にたどり着きます。この滝は1000年以上湧き続けていると言われていて、清水寺の名前の由来にもなっています。三筋に分かれた滝があり、それぞれ学業、恋愛、長寿にご利益があるそうです。どの滝の水に当たるかは順番次第なので、思った通りに行けるかどうか、ちょっとした運試し感覚で楽しむのもいいですね。
帰り道には、本堂を下から見上げると、まさに大迫力でした。実際に体験すると、そのスケール感には圧倒されます。
帰り際には、行きとは違った角度から三重の塔も眺めることができ、また別の美しさを感じることができました。
清水寺の基本情報
近くには八坂庚申堂、二寧坂、八坂神社、建仁寺、三十三間堂などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。