醍醐寺(だいごじ)は、874年創建の世界文化遺産で、豊臣秀吉が「醍醐の花見(だいごのはなみ)」を行ったことでも知られる桜の名所です。京都の中でも特に人気が高いお花見スポットで、特にしだれ桜が有名です。「太閤しだれ桜(たいこうしだれざくら)」など、他ではなかなか見られない見事な桜が咲き誇ります。
今回は、そんな醍醐寺の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から醍醐寺へのアクセス
京都駅から醍醐寺へ行くには、直通バスがあるため、バスを利用するのが便利です。
こちらがH4バス停乗り場のGoogleマップです。
バス停は、京都駅八条口を出てすぐの場所にあります。バスは、醍醐寺まで直行します。
醍醐寺の見どころ
総門前には、白とピンクの見事なしだれ桜が迎えてくれます。醍醐寺は平安時代から「花の醍醐(はなのだいご)」として親しまれている桜の名所で、境内にはしだれ桜やソメイヨシノ、山桜(やまざくら)、八重桜(やえざくら)など、いろいろな種類の桜が次々と咲きます。
美しいしだれ桜に感動しました。
総門(そうもん)前の桜の前では、多くの人が写真を撮っていました。
門をくぐると、境内には約700本もの桜が咲き誇っています。1598年の春、豊臣秀吉が京都やその周辺の地域から700本の桜を植え、およそ1300人を招いて盛大な花見の宴を開いたそうです。実はこれ、日本の歴史上、もっとも有名なお花見なんだとか。
樹齢100年を越えるソメイヨシノが、満開でとても美しかったです。
少し歩くと、庭園がある三宝院(さんぼういん)のチケット売り場が見えてきます。
三宝院庭園内には、ピンク色の見事な紅しだれ桜(べにしだれざくら)が咲いていて、本当に美しかったです。
こちらは樹齢150年の「太閤しだれ桜(たいこうしだれざくら)」。私が訪れた時は、少し葉桜(はざくら)も混じっていましたが、それでも大きく枝を伸ばして見事に咲いていて、訪れる人を歓迎しているようでした。
醍醐寺の桜の見頃は、例年3月下旬から4月初旬です。桜の季節は混雑しますが、朝早くや平日に訪れると比較的空いています。