京都侍&忍者ミュージアムは、展示物を鑑賞するだけでなく、実際に侍や忍者の体験ができる、体験型のミュージアムです。本物の侍の甲冑(かっちゅう)や刀を見ることができたり、手裏剣を投げたり、さらには本物の刀で試し切りを体験することも可能です。甲冑コスチュームを着ての記念撮影もでき、ここでしかできない特別な体験が盛りだくさん。京都を訪れた人にとって、忘れられない思い出を作れる人気観光スポットです。
今回は、そんな京都侍&忍者ミュージアムの見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から京都侍&忍者ミュージアムへのアクセス
京都駅から京都侍&忍者ミュージアムへ行くには、バスを利用するのが便利です。
バスターミナルは、京都駅の中央口を出たすぐの場所にあります。
A2と書かれた標識が目印です。
京都駅からは、約15分で到着します。
この看板が目印です。受付は2階にあります。事前に予約が必要で、予約時にメールで受け取ったレシートの画面をスタッフに見せる必要があります。
京都侍&忍者ミュージアムの見どころ
受付を済ませたあと、ツアーの開始まで待合室で少し時間を過ごしました。待合室にはかっこいい兜や甲冑が展示されていて、ワクワクが止まりません。館内は写真撮影もOKです。
1800年代初頭の大名が使っていた駕籠(かご)も展示されていて、当時の移動手段がわかります。
待合室には、侍や忍者の説明もあり、展示物の説明はすべて英語で表示されています。「武士」と「侍」の違いが私もよくわかっていませんでしたが、武士は剣や甲冑を持つ戦士で、その中でも誰かに仕える者を「侍」と呼ぶんだそうです。忍者は、大名や領主(りょうしゅ)のためにスパイ活動をしていた人たちを指します。
ツアーは忍者の格好をしたスタッフが英語で案内してくれます。スタッフはとてもフレンドリーで、知識も豊富!ツアーの最初に、待合室の説明を元にしたクイズがいくつか出題され、スタッフと参加者の距離がぐっと縮まります。
展示物の最大の見どころは、江戸時代の様々なデザインの甲冑。300年以上も前のものが多く、ここでもクイズがあって、どの甲冑が一番高価か当てるものがありましたが、正解者は少なかったです。
刀のディスプレイも圧巻。どの剣が最も新しい時代のものか、侍は普段何本刀を持っていたか、というクイズもありました。私は全然わかりませんでしたが、楽しい時間を過ごせました。
本物の刀は間近で見ると本当に美しく、感動しました。
ツアーでは侍や忍者の歴史や役割、さらに天皇や将軍、大名についても説明があり、英語のガイドで楽しく学べました。私にとっては英語が少し難しい部分もありましたが、雰囲気を十分に楽しめました。
その後は、いよいよ忍者の手裏剣を投げる体験です。手裏剣は実際には相手を傷つけるためではなく、相手の注意をそらして逃げるための道具だったそうです。
参加者全員で的に向かって投げますが、的の真ん中に当てた方には拍手が!私は惜しくも真ん中には当てられませんでしたが、意外と難しくて、でも楽しかったです。スタッフの方の投げるスピードには驚きました!
最後に、甲冑の衣装を着て記念撮影もできるエリアがあり、忘れられない一枚が撮れます。
私は「Samurai Sword Cutting Experience」プランにも申し込んで、本物の刀で試し切り体験もしてきました。まずは木刀で持ち方や振り方を練習。侍は全員左腰に刀を差していた理由や、右手で剣を抜くために右利きに矯正されていた話も面白かったです。
その後、本物の刀を使って、畳(たたみ)を切るという貴重な体験ができました。
畳は思ったより固く、2回は途中で止まってしまいましたが、最後の1回で無事に切れました。普段できない非日常的な体験に感動しました。
京都侍&忍者ミュージアムの基本情報
ツアー・体験は事前予約が必要で、以下の公式ホームページからできます。いくつかのプランがあり、詳細は公式ホームページに詳しく載っています。
近くには「錦市場」などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。