全長582mの傾斜した鉄道の跡地「蹴上インクライン(けあげいんくらいん)」は、京都を代表する写真スポットです。現在は使われていない線路の両脇には約100本の桜が植えられており、映画のワンシーンのような美しい写真を撮影できます。
今回は、そんな蹴上インクラインの見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から蹴上インクラインへのアクセス
京都駅から蹴上インクラインへ行くには、地下鉄を利用するのが最も速くて便利です。
地下鉄烏丸線は、京都駅の地下2階にあります。上の写真は、地下鉄烏丸線の入り口です。
国際会館行きは、地下鉄の2番ホームから出発します。
京都駅から烏丸御池駅まで、約4分で到着します。
烏丸御池駅から蹴上駅までは、約7分で到着します。「出口1」から出ます。
蹴上インクラインは、駅の目の前にあります。
蹴上インクラインの見どころ
蹴上インクラインは、蹴上(けあげ)と南禅寺(なんぜんじ)の間にある約36メートルの高低差を、船が移動するために設けられた傾斜鉄道(けいしゃてつどう)です。当時は、世界最長の傾斜鉄道でした。
「インクライン(incline)」は、英語で「傾斜」や「斜面」という意味を持つ言葉です。鉄道用語では、特に斜面に沿って上下に移動する列車や設備を指し、「傾斜鉄道」などと訳されます。
現在はレールが形態保存されており、自由に歩くことができます。春には両側の桜が咲き誇り、観光名所としても親しまれています。桜が線路まで伸びて咲き、間近で美しい桜を楽しむことができます。歩いていると楽しくなります。朝7時頃に訪れましたが、すでに多くの人で驚きました。
入り口付近にある橋の上から眺めても、桜が真下に広がっていて、美しかったです。ここからの眺めもおすすめの撮影スポットです。
道路沿いから見ると、線路と桜のコラボレーションも美しかったです。
桜の見頃は通常、3月下旬から4月上旬です。桜の季節は混雑するので、早めに訪れることをお勧めします。
蹴上インクラインの基本情報
近くには、南禅寺などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。