京都御所(きょうとごしょ)は,明治維新までの間、天皇がお住まいになり、儀式や公務が行われていた場所です 。現在では京都御所は一般に公開されており、誰でも参観することができます 。
今回は、そんな京都御所の見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から京都御所へのアクセス
京都駅から京都御所へ行くには、地下鉄で行くのが最も便利です。
地下鉄烏丸線は、京都駅の地下2階にあります。上の写真は、地下鉄烏丸線の入り口です。
国際会館行きは、地下鉄の2番ホームから出発します。
京都駅からは、約9分で到着します。「出口6」から出ます。
駅を出て右へ約200メートル進むと、京都御所を囲む京都御苑(きょうとぎょえん)の入り口があります。上の写真はその京都御苑の入り口です。
奥へと進みます。内部はとても広々としています。
京都御所の西側中央にある清所門(せいしょもん)で受付を行います。持ち物検査を通ると「入門証」を渡されるので、見学中は首からかけて歩くようにします。
京都御所の見どころ
794年に桓武天皇(かんむてんのう)が平安京に都(みやこ)を移されたのが京都御所の始まりです 。京都御所を見学するには、ルートに沿って進みます。
上の写真は、将軍の使者が控えに使っていた建物です 。襖(ふすま)に絵が描かれていて、ガラス越しに見学可能です。
奥に進むと、天皇の即位など、最重要の公的儀式が行わられてきた紫宸殿(ししんでん)があります 。京都御所の建造物のなかで最も格式(かくしき)が高い建物です。
紫宸殿は、東西約33m、南北約23m、屋根は東西約44m、南北33mにも及ぶ巨大な高床式宮殿建築(たかゆかしききゅうでんけんちく)です 。非日常空間で、歴史と敷居の高さが感じられ、建物のオーラがすごかったです!
紫宸殿の裏を通った先にあるのが、清涼殿(せいりょうでん)です。平安時代(794〜1180年)に天皇が生活された場であったときの寝殿造(しんでんづくり)を復元したものです。
さらに進むと、京都御所には2つの庭園があります 。上の写真は、御池庭(おいけにわ)と呼ばれる庭園です 。池を中心とした庭園で、ゆったり感があり、気持ちが安らぎました。
さらに進むと、御内庭(ごないてい)と呼ばれる庭があります。松などが植えられており、御池庭とは違った風情を感じられます。
京都御所の基本情報
近くには、二条城などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。