嵐山モンキーパークは、120匹以上のニホンザルがのびのびと暮らしていて、実際に彼らと触れ合える場所です。雪の中でも暮らすニホンザルは、世界でもとても珍しい霊長類で、ヨーロッパやアメリカからの観光客にも大人気です。
今回は、そんな嵐山モンキーパークの見どころを写真とともにご紹介します。
京都駅から嵐山モンキーパークへのアクセス
京都駅から嵐山モンキーパークへ行くには、電車を利用するのが便利です。
JR嵯峨野線は、32番、33番のホームから出発します。
京都駅からは、約20分で到着します。
改札を出たら左に進み、南口から駅を出ます。
嵐山モンキーパークに行く途中で渡月橋(とげつきょう)を渡りました。川と山々が織りなす風景が本当に美しく、思わず見とれてしまいました。
上の写真が入り口です。
こちらが受付で、サルのぬいぐるみやキーホルダーなど、可愛いグッズもたくさん売っています。
嵐山モンキーパークの見どころ
受付からお猿さんのいる山頂までは約15-20分かかります。歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
最初に階段がありますが、その後は自然いっぱいの散策道が続いていて、道の途中にはベンチもあって休憩もできます。
道中にはサルに関するクイズもあって、楽しみながらサルについて学べます。
山頂の近くには、冷房室もあります。
山の上には、野生の可愛いサルたちがのんびり暮らしていて、出迎えてくれました 。ほとんどの霊長類(れいちょうるい)は熱帯から温帯地域に生息していますが、ニホンザルが日本で元気に暮らせるのは、その特別な毛のおかげです。外側の毛は長くてしっかりしており、内側の毛はふわふわで密集しているため、寒さに強いとされています。
山頂は標高160メートルで展望所になっていて、京都市内が一望できます 。
10時30分、12時30分、14時30分は餌やりタイムでパーク中の猿たちが飼育員のもとに集まってきます 。この時間に山頂に訪れると、たくさんの猿たちを見ることができます。
ちなみに、ここに集まるサルたちは野生ですが、エサがいつでもあるので、山から町へは降りてこないそうです。サルには、エサがある場所に留まり、なくなると移動する習性があるみたいです。
上の写真は、餌やりタイムが終わっても、まだ残って食べ続ける1匹のお猿さん。
この日は気温も高かったので、池で優雅(ゆうが)に泳いでいる猿もいました。
小さい2匹の子供の猿がレー スをするように泳いでて可愛かったです。
山頂にある休憩所では、休憩所の中からおサルさんにエサをあげることができます。リンゴやピーナッツなど、サル専用のエサが売られているので、体験してみるのも良いかもしれません。
動物園とは逆で、私たちが柵の中にいて、サルたちが外にいます。サルの表情や毛並み、手のしわなどもよく見えます。近くで見ても可愛いです。
嵐山モンキーパークの基本情報
近くには、嵐山竹林の小径、天龍寺、おたぎ念仏寺などの観光スポットもあります。もし興味があれば、以下の記事もあわせてご覧いただけると嬉しいです。